胡蝶蘭ギフトの贈り方

私が勤務した事がある高等学校は、芸術科があり、その中で美術コースと音楽コースに分かれて学んでいます。毎年美術コースは、デパート等の展示ブースでの卒業作品展を開催しますが、そこに数名の職員でお祝いの意味を込めて胡蝶蘭を贈りました。私が卒業作品展に訪れた時には、その胡蝶蘭は入り口受付に飾られており、華やかな雰囲気を盛り上げていて、生徒達もとても喜んでくれていました。紫色の花びらが美しく、正に蝶がヒラヒラと飛んでいる様に気品がありました。卒業作品展が終了してしばらくの間、校内の受付近辺に飾られ、1か月程度楽しんだ記憶があります。

音楽コースへの贈り物は、年に1回の発表会にまた数名の職員で胡蝶蘭を贈りました。今回は白い胡蝶蘭にしました。この胡蝶蘭も非常に美しく、発表会のホールで沢山のお花が飾られている中でもひときわ目立って飾られていました。他の花々が切り花で色とりどりの中で、白い花びらの中に少しばかり紫の花ビラがある鉢植えの胡蝶蘭は、音楽コースの生徒達の雰囲気にぴったりだと感じました。また、音楽コースの先生方は女性が多かったため、この豪華な胡蝶蘭を非常に喜んでくれました。発表会が終わっても、また校内受付付近にしばらく飾って楽しむ事が出来ました。

胡蝶蘭は花びらが割合しっかりしていて、強過ぎる香りも無いため、贈り物にした場合、あまり気を使い過ぎる事なく、鉢植えを置くだけで雰囲気を盛り上げてくれます。また、あまりお手入れをしなくても結構長い期間、花がずっと美しいままを保ってくれるところも気に入っています。

私の周辺では、退職する校長先生に胡蝶蘭を贈る事がよくあります。先輩が近々退職する予定なんですが、その時にはぜひ今までの感謝を込めて胡蝶蘭を贈るつもりです。